ホメオパシーとは
ホメオパシーってなに?
約200年前にドイツ人医師サミュエル・ハーネマンが確立したヨーロッパ生まれの自然療法です。
身体の自然治癒力を高めて心身の不調・歪みの部分に気づきを促し、
本来の健康な状態へと導いてくれる優しい治療法です。
日本でいうところの東洋医学や漢方のような存在で、ヨーロッパの人々にとってはそれがホメオパシーです。
日本ではまだ歴史が浅く認知度は低いですが、ヨーロッパやインド・南米などでは、広く市民に愛用され、その利用者は世界で10億人と言われ、保険が適用される国もあります。
また、副作用がないため、子供さんや妊婦さんご高齢の方も安心してお使いいただけます。
ホメオパシー療法でできること
急性病と慢性病ともに対処ができます。
急性病は症状の始まりと終わりが明確で、悪化が早く、放っておいても治癒するもの。
急性病はレメディーの反応が早く、作用したことがよくわかります!
自分で治せた!乗り越えた!という手応えを得ることができ、
それが自信につながり、気持ちがポジティブになれますよ。
だいたいの急性病は家庭用のホームキットを使えばセルフケアで対応可能。
すぐに医者へかけつけなくても、ドラッグストアの薬を飲まなくても
ご自分で解決できるため、小さなお子さんのいる家庭では特に重宝します!
例えば
- 風邪
- 発熱
- 頭痛
- 喉の痛み
- 鼻水
- 咳
- 腹痛
- 下痢
- 嘔吐
- 乗り物酔い
- 生理痛
- 膀胱炎
- 疲れ目
- 目の炎症
- 耳の炎症
- 打ち身・くじき
- 日常的な怪我
- 火傷
- 虫刺され
- 試験やプレゼン前などの恐怖や緊張
- 友達と離れた・職場異動の喪失感、運動会の自信のなさ
などなど。
ホメオパシーセルフケアキット
これに対して、
慢性病は症状が数ヶ月以上続く、あるいは周期的(春に、秋に、夜中に、雨の日に、など)に出る症状。
急性病とは違い、始まりと終わりがはっきりしない不調、病気。
例えば
- 花粉症
- アトピー性皮膚炎
- アレルギー
- 生理の問題
- 生活習慣病
- 周期性頭痛
- 発達障害
- 難病
- 登校拒否
- 不眠症
- 精神的な疾患
- 西洋医学では治りにくい病気
などなど。
長い時間をかけて進行しており、症状が曖昧です。
放置、あるいはセルフケアでは治癒が難しいため、ホメオパスによる相談会をお勧めします。
また、アンチエイジング、デトックス(毒だし)、インフルエンザの予防、妊活などもホメオパシーは得意分野です。
ホメオパシーは同種療法です。
「同じようなものが同じようなものを治す。」
昔から日本人は熱があるときに卵酒を飲んだり、布団をかぶったりしてさらに体温を上げることをします。
また、喉がヒリヒリするときは生姜湯を飲んだり、ヒリヒリする鼻水が出たらネギを首に巻いたり。寒いときは裸になり乾布摩擦など。
わざわざその症状を引き起こすことをして、症状を押し出して治すというのは古来より受け継がれる先人の知恵なのです。
レメディーは希釈振盪(しんとう)して作られます。
ホメオパシーではレメディーという小さな砂糖玉を使います。レメディーは自然界に存在する、植物・鉱物・動物などを希釈振盪して作ったエキスを染み込ませ移したもの。それを舌下でなめて溶かすことで神経に伝わり、パワフルな自然治癒力のスイッチが入ります。
副作用はなく、やさしくてナチュラルなのが特徴です。
好転反応とは
ホメオパシーでは症状のとらえ方が現代医学とは違います。
現代医学は解熱剤、鎮痛剤、咳止め、下痢止めなど、症状を抑えることを目的としています。
一方ホメオパシーは、身体にとって必要があるからその症状が出ていると考えます。身体が治るために老廃物を出そうとしているのだから、熱も、痛みも、咳も、下痢も上手く、そして速やかに出しきることを促します。その過程が好転反応です。
好転反応を通して、身体は本来の治癒へと自然な形で改善されていきます。