ホメオパシーのレメディーをとっていて、不安になることの一つとして

これって治ってるのか?

いわゆる好転反応なのか?

それとも悪化してるのか?

そういったことで迷うときってないですか?

通常、強い急性病でレメディーをとる場合は悪化が生じることなく症状が好転することが多いですが、

セルフケアでも症状が変化したとき、あるいは慢性治療を受けているとき、

不安になることがあると思います。

判断基準を以下に記しますのでご参考にされてください。

1つの目安はまず、期間です。

たいていの好転反応は一週間くらい。

それ以上の期間、症状の排出が続く場合、つまり病状の悪化の継続が長すぎる場合は、

好転反応ではなく、レメディーによって悪化している可能性があります。

2つ目は程度。

日常生活が送れないくらい症状の排出が酷いとき。

痒みが酷すぎて夜も眠れない。不安で強すぎて外出できない。など。。

3つ目の目安は気力。

これはとても重要なのですが、全体的な生命力が落ちていると感じるとき。

例えば散歩など外出が億劫になり、いつも疲労していると感じるなど、ですね。

症状が出ていても元気で、なんか調子がいいと感じるときは様子を見て大丈夫です。

4つ目の目安は治癒の法則に反している。

これはホメオパスの学校で習うことですが治癒が正しい方向へ向いていると判断できる大切な法則5つ。

1上から下へ(頭から足、体幹から末端)

2中から外へ(体内から皮膚)

3心から体へ(精神から体の症状)

4重要な器官から重要でない器官へ(脳や心臓などから筋肉や皮膚などへ)

5逆順序の法則(過去の病歴。新しい症状ではない。)

これに反している場合、

好転反応ではなく、悪化しているとみなし、レメディーを停止、変更します。

ただ、健康相談会で慢性処方をしている場合、ひとくくりにはそうとも言えないんですね。

あるレメディーをとって仮に悪化したとしても、ヒットしたとみなします。

同種であるからこそそのレメディーに反応したのです。

同種でなければ全く反応しないから。

なのでその場合、さっさとやめてしまうのではなく、投与量を減らしたり、

介入レメディーを引っ込めたり、さじ加減をしながら調整をしていきます。

大切なのはクライアントさんの症状をよく見ることですね。

それをいつも心がけています。

やり方はいろいろあると思いますが、その辺りは治療家それぞれの話なので深入りはしません。