「お尻にできものができたようです、

触るとものすごく痛くて辛いんです。」

と、緊急のご連絡をいただきました。

写メを拝見すると赤く、その赤さは境界明瞭で、

明らかに腫れていました。

そして一部分わずかに膿んでいるようでした。

看護師の目から見ると、ある病名がすぐに浮かびました。

おそらく毛穴からばい菌が入って炎症を起こしているんですね。

しかしホメオパシー では病名はあまり重要ではないと言うか、

病名よりも出てきている症状に対してレメディーを考えます。

今回示唆されるレメディーの一つは

クローバーヘパソーファ

化膿した皮膚発疹、できものに。周囲から膿を集めて排泄してくれます。

これにプラスアルファして処方を考えました。

レメディーをお伝えし、摂っていただくこと半日。

何と、その夜には茶色い塊のような膿が何度か出てきたそうです。

2日後、「まだ少し赤いけど、もう強い痛みはありません。びっくりです。」

何がビックリかと言うと、前も同じ症状になったことがあり、

(できた場所は違ったみたい)

その時は自分で手で膿を押し出したそうです。

その時より治るのも早いし、自然に膿が出てびっくりしました。

とのことでした。

レメディーが適切に入ると症状がピークに来ていたら速やかに回復し、

まだ序盤であれば一気にピークへ加速します。

病期の違いにより症状の出方が変わるんですね。

なのでレメディーをとればすぐに症状が治まるということではなく、

その病理に必要なプロセスを加速させる

と思ってください。

どんなに優れた名医であっても、

どれだけ薬を使用したとしても、

人間に自然治癒力がなければ何の力にもなりません。

本来備わっている自然治癒力を高めること。

そうすれば身体は自分に必要なことをやってのけます。

弱っている心と体を立て直すこと。

症状が出てしまったら、なるべく早く、

なるべく穏やかに、改善、回復に導くこと。

それがホメオパシーのできることです。

日本ホメオパシーセンター愛知東海知多は

知多市、東海市を中心に活動してます。

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